どうも!ユンケルです!
ユンケルの酒場へようこそ!
本日のメニューは「生ハムきゅうり」です。
生ハムの旨味と塩気がきゅうりと絶妙にマッチします。
塩気が効いて夏にピッタリのビールに合うおつまみです(´∀`*)ウフフ
生ハムきゅうり
■材料
- 生ハム
- きゅうり
★ブラックペッパー
■作り方
- きゅうりを生ハムの長さに合わせてカット。その後、縦8等分(もしくは4等分)にする。
- 切ったきゅうりを生ハムで巻き、ブラックペッパーをかければ完成。
生ハムをそのまま食べるのも美味しいですが、ひと手間きゅうりを巻くだけで立派なおつまみになります。
ビールにもワインにもピッタリで、生ハムだけでも酒がすすむのに、美味さ倍増でさらにグイグイ酒がすすんでしまいます(´∀`*)ウフフ
きゅうりの栄養
きゅうりには、ビタミンK、ビタミンC、モリブデン、カリウムが多く含まれています。
カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれますので、むくみ予防に効果があります。
意外にもビタミンCが多いので、免疫機能向上で風邪予防になります。
また、ビタミンCにはシミの原因になるメラニン色素の合成を抑える働きがあるので、夏の紫外線でダメージを受けがちなお肌の美容にも効果が期待できます。
『自分の「異常性」に気付かない人たち』を読んで
『自分の「異常性」に気付かない人たち』という本を読んだ。とても面白かった。
この本は精神科の医師である西多昌規先生が医療の現場で見た実際の出来事、症例を元に書かれている。
実際の症例について、初診からその後の治療に関する場面まで医師目線で書かれており、医師の患者に対する気遣いや葛藤などが垣間見れて非常に面白かった。
文章も非常に読みやすく、心理描写もわかりやすく面白いので小説でも読んでいるかのような感覚で読むことができた。
そして、本題である「自分の異常性に気付かない人たち」というテーマについても非常に興味深く、一気読みのようにして読了してしまった。
本の冒頭
「あなたは、自分のことを精神的に正常だと思いますか?」
という問いかけから本書は始まる。
まず精神的に「異常とはなにか?」「正常とはなにか?」についての問いではじまるのだが、ここがこの本の本質だと自分は感じた。
自分の事を自分で「精神的に正常だ」と言い切れる人が本当にいるだろうか?
たしかに他人にそんなに迷惑はかけていないかもしれない、満員電車の中で大声で暴れだしたり、コンビニのレジ行列にも大人しく並ぶことができるかもしれない。上司に叱られても急に逆上したりしないかもしれない。幻聴や幻覚などは見えていないと自分では考えているかもしれない。
しかし、本当に自分の精神が正常だと自分で言い切れるだろうか?
僕は言い切れないと思う。
この本に出てくる精神疾患を抱えた患者は明らかに他人に迷惑がかかる程度の異常性が認められてはいるが、自分で自分の事を疑うということを知らない。そして異常性を認めない患者が多い。
それこそ「些細な異常性」は誰しもがもっているのではないか?それを自覚できない。しないというのは自分で自分の事を見失っている状態ではないのか?
そもそも精神的な異常とはなにか?
そんな事をいろいろと考えさせられる本だった。
僕のこの本を読んでの結論としては、
「自分の異常性を考えることができない(認めることができない)」というのが精神的に異常な症状(初期症状)なのではないか?ということだ。
つまり、正常な人は「自分は本当に異常ではないだろうか?」といつでも自問して考えられる人のことであり、心の底、芯から「俺(私)は異常ではない、絶対に間違っていない。異常なのは周りの人だ」と考えている人は精神的に異常な人なのではないか?ということだ。
精神疾患を抱えた人は、幻聴や幻覚などを見るという。
幻聴や幻覚は体験している本人にしてみれば現実に起こっている事実(現象)であり、見えない聞こえない人の方がおかしいということになる。
あなたが実際に見えているものに対して他の人が「見えない」「何を言っているの?」「頭大丈夫?」などと反応してきたらどうだろうか?
世にも奇妙な物語に出てきそうな話ではあるが、精神疾患を抱えた人からするとまさにそんな感じだと思う。
「そこで周りの意見を冷静に聞くことができ、自分で自分を疑うことができるか?」
「冷静な判断を発揮できるか?」
たしかに難しいと思う。幻聴や幻覚だとしても自分にとっては明らかに現実なのだから。
でも、それでも自分の異常性を疑い、自問して考えられることこそがやはり自分が正常である証なのではないだろうか。
こうして考えると哲学的な話に入りそうなテーマではある。
しかし、精神的な異常性とはなにか?正常とはなにか?本当に自分は正常と言い切れるか?などなど、いろいろと考えさせられるとても良い本に出合った。
非常に面白かったのでぜひオススメしたい。
本日は以上です。
では、また明日!
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