ビタミンD

 

ビタミンDを多く含む食品

しらす、イクラ、イワシ、サケ、うなぎ、サンマ、キクラゲ、舞茸、卵、エリンギ

 

ビタミンDは食品から摂取できるだけでなく、皮膚に紫外線があたると体内で合成されます。

骨や歯の材料となるカルシウムやリンの吸収を良くして、骨に沈着させる作用があり、丈夫な骨や歯を作るためには不可欠な栄養素です。

また、ビタミンDは血中のカルシウム濃度を調整することによって筋肉の収縮をコントロールする役目も担っています。

 

ビタミンDが不足すると

ビタミンDが不足するとカルシウムが骨に沈着しにくくなることによって、骨や歯がもろくなります。

不足することによって骨粗しょう症になりやすくなったり、歯が脆くなるので虫歯になりやすくなったりします。

 

ビタミンDを摂りすぎると

ビタミンDの過剰な摂取を続けると血管壁や、胃、腎臓、心臓、肺などにカルシウムが沈着してしまいます。

血管壁に沈着すると、血管が細くなり動脈硬化の原因になったりします。また、腎臓に沈着すると腎機能障害などを起こします。

 

ビタミンDと一緒に摂りたい栄養素

カルシウム

カルシウムは元々吸収されにくい性質をもっているのでビタミンDと一緒に摂取することが推奨されています。

カルシウムとビタミンDを一緒に摂取することによって、カルシウムが骨に沈着するのを促し、骨が強くなるのを助けてくれます。

骨粗しょう症の予防や歯を強くするためにもカルシウムと一緒に摂る事が勧められます。

カルシウムを多く含む食品

牛乳、ヨーグルト、チーズ、干しエビ、煮干し、モロヘイヤ、小松菜、菜の花、ゴマ、ひじき、

 

脂質

ビタミンDは脂溶性のビタミンなので、資質と一緒に摂ることによって吸収率がアップします。

カルシウムと脂質と一緒に摂る事によって、ビタミンDの吸収率が上がり、カルシウムの沈着が促されるので最もオススメな組み合わせとなります。

脂質を多く含む食品

肉類、アンコウの肝、マグロ、サンマ、生クリーム、バター、クリームチーズ、オリーブ油、食用油