パントテン酸

 

パントテン酸を多く含む食品

豚レバー、鶏ささみ、鶏むね肉、サケ、エビ、たらこ、モロヘイヤ、カリフラワー、さつまいも、納豆、エリンギ

パントテン酸は幅広い食品に含まれており、不足することが稀なビタミンと言われています。

パントテン酸は、糖質、脂質、たんぱく質の代謝、エネルギーを生み出すのに不可欠な酵素を補助する役割があります。

また、抗ストレスホルモンとも呼ばれる副腎皮質ホルモンの分泌を高める効果でストレスに強い身体を作ります。

その他、免疫力を高める効果、血中の余分なコレステロールを回収する善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす効果もあります。

 

パントテン酸が不足すると

パントテン酸は動植物食品に幅広く含まれるビタミンなので、不足する心配はほとんどないですが、仮に不足すると免疫力の低下から風邪をひきやすくなったり、ストレスを感じやすくなりイライラしやすくなったりすることがあります。

 

パントテン酸を摂りすぎると

パントテン酸は水溶性ビタミンなので摂りすぎる心配はありません。

ただし、サプリメントなどで摂取する場合は用量をしっかりと守りましょう。

 

パントテン酸と一緒に摂りたい栄養素

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンを生成して皮膚や髪を健康に保つ役割があります。

パントテン酸にも同様の作用がある為、一緒に摂る事で美肌を作るための相乗効果が期待できます。

また、どちらの成分も免疫力をアップさせるビタミンなので、合わせて摂る事で風邪などに負けない強い身体を作るのに役立ちます。

ビタミンCを多く含む食品

赤ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ゴーヤ、じゃがいも、ほうれん草、さつま芋、トマト、レモン、柿、イチゴ、キウイフルーツ、いちご

 

ビタミンE

ビタミンEは酵素の力で副腎の働きを助ける作用があります。

副腎に働きかけ、抗ストレスホルモンの分泌を促す効果のあるパントテン酸と一緒に摂る事によってホルモンの分泌がさらに活発になり、ストレス耐性が強い身体を作ることができます。

ビタミンCにも副腎を助ける作用があるため、ビタミンC、ビタミンE、パントテン酸を一緒に摂ると更に良い効果が期待できます。

ビタミンEを多く含む食品

鮎、うなぎ、ツナ缶、イカ、モロヘイヤ、かぼちゃ、赤ピーマン、ほうれん草、ひまわり油、アーモンド