ビオチン

 

ビオチンを多く含む食品

レバー、アサリ、イワシ、さけ、アボカド、柿、バナナ、玉子、大豆、落花生、栗

ビオチンも数多くあるビタミンB群の一種です。

糖質、脂質、たんぱく質を代謝する酵素を助ける働きがあります。

疲労物質である乳酸を分解する作用があるため、疲労回復効果や筋肉痛を和らげる効果があります。

また、髪の健康を保つ作用があり、抜け毛や白髪等を予防する効果があります。

さらに、皮膚トラブルにも効果があります。湿疹やアトピー、肌荒れなどの予防や症状改善に効果があります。

 

ビオチンが不足すると

ビオチンは体内の腸内細菌によっても合成される栄養素なので不足する心配はほとんどないですが、仮に不足すると抜け毛が増えたり白髪が増えたり、肌荒れしやすくなったりします。

また、憂鬱になりやすくなったりもするようです。

 

ビオチンを摂りすぎると

ビオチンは水溶性ビタミンなので体に蓄積することはなく、摂りすぎになる心配はありません。

しかしサプリメントなどで摂取する場合は用量をしっかりと守りましょう。

 

ビオチンと一緒に摂りたい栄養素

ビタミンB2

ビタミンB2には老化を招く過酸化脂質を代謝する効果があります。

ビオチンの髪や皮膚の健康を守る効果と合わさることによって、髪や肌のツヤやハリを保ち、アンチエイジングの効果に期待することができます。

レバー、玉子、イワシにはどちらも多く含まれているので効果大です。

ビタミンB2を多く含む食品

チーズ、牛乳、ヨーグルト、レバー、うなぎ、イワシ、ブリ、カレイ、ホタテ、納豆、玉子、海苔、ワカメ

 

ビタミンB6

ビタミンB6にもたんぱく質を代謝する作用があり、肌や髪の健康を保つ効果があります。

そのため、ビタミンB6とも合わせて摂る事によって相乗効果があります。

どちらの成分にも美肌効果がありますし、抜け毛や白髪にも効果があると言われています。

気になる方は是非一緒に摂りたい栄養素です。

レバー、さけ、アボカドなどはどちらの栄養素も多く含まれています。

ビタミンB6を多く含む食品

牛レバー、鶏ささみ、豚レバー、マグロ、カツオ、サケ、サバ、モロヘイヤ、さつまいも、にんにく、バナナ、アボカド